FIRE先生

現在37歳。妻(38歳・公務員)5歳・2歳の子どもの4人家族。小学校教員として12年勤務。文科省からの在外教育施設派遣経験あり。5年後のサイドFIREを目指して活動中。

【経験者が語る】在外教育施設(日本人学校)のメリット3選!

みなさん,こんにちは。

peace(@peacefield8)です。

 

ところで,

日本人学校(在外教育施設)をご存知だろうか??

在外教育施設とは、海外に在留する日本人の子どものために、学校教育法(昭和22年法律第26号)に規定する学校における教育に準じた教育を実施することを主たる目的として海外に設置された教育施設をいいます。この在外教育施設は、日本人学校、補習授業校、私立在外教育施設に分けることができます。

(文部科学省:在外教育施設の概要:文部科学省

 

要するに,海外に住む子どもたちに,日本で習う義務教育と同じものを提供する施設と言うことになります。

日本人学校の場合では, 

そこで使用する教科書も原則,日本で使われているもの

そこで教える先生も,原則,日本人の教員なのです。

 

かくゆう私も,在外教育施設で働いた経験があり,実際の体験から生きた情報をこれからお伝えしていこうと思います。

 

この記事では

海外で働いてみたい

海外で住んでみたい

現役小,中,高等学校の先生

これから教員を志望する学生 

にとって,有益な情報となること必須です

 

第1回は,

在外教育施設(日本人学校)のメリット

①スキルアップ

②高待遇

③海外生活を味わえる

 

本日は,

スキルアップに特化して話していきたいと思います。

 

スキルアップ(仕事編)

私peaceが勤務したのは,児童数の多い大規模校であったため,日本中から様々な特色を持った先生方が集まっておられました。

北は北海道〜南は沖縄までと。本当に全国から。

所が変われば,これまでの実践も様々なわけで,目から鱗な経験も味わえます。

中には,国立大学附属小学校で勤務をなされていたハイスペックな教員もいたりします。

 

こういった背景から

特に若手教員こそ,在外教育施設に行くことを強く強くオススメします。

理由は,優秀な教員と交流ができ,実践を間近で学ぶことができる

と言った点です。

優秀な教員が集まる理由は,その派遣制度にあります。

原則,在外教育施設で勤務するには以下の方法があります。

 

文部科学省の派遣教員 通称(文科派遣)

日本人学校の半数近くは,この文科派遣になります。

彼らは、日本の公立学校で教諭として3年以上の経験を詰み、研究や指導主事などで実績を残し、数々の関門を乗り越えた少数精鋭の先生方です。

 

海外子女教育振興財団として

教員免許があれば誰でも受験できる方法です。新卒採用の人はこれがオススメ。
公立学校で採用されてから3年未満の人や、管理職の出し渋りで文科派遣を受験をさせてもらえない人は、思い切って退職して、この方法で受験するのも一つの手です。

 

現地採用

あまり多くはありませんが,以前に文科派遣や財団派遣で勤務した後,勤務実績などが評価されて,

日本に帰国後,直接雇用してもらって戻ってくると言ったケースもあるようです。

 

つまり,同僚となる教員の半数以上は,各都道府県の教員採用試験を潜り抜け,

3年以上の勤務後,様々な実績を残し,校長や各市町村からの推薦や難関の試験を

突破した強者なわけです。

各市町村に1人いるようなエース級の先生と一緒に勤務するということは,これから教員を目指す上においても,経験値が高まるでしょう。

 

そういった意味において,特に若手教員にとって有益な経験となります。

 

私peaceはと言うと,文科派遣として勤務していましたが,もし若い時代に海外子女教育振興財団という制度を知っていたら,100%受験していましたね。ホント情弱は損をしちゃいますね。

 

今回の記事は,在外教育施設で勤務するメリット(仕事でのスキルアップ編)を書きましたが,

次回は、気になる給与や待遇についてお伝えできたらと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは!